つまりつわり②
つわり真っただ中、
自分の症状が何なのか検索をかけまくり、他に似たような症状の人がいないか探しまくる時期があると思う。
吐きづわり、匂いづわり、食べづわり、眠りづわり…。
名前がついているだけでも4つもあるけれど、同じ名前のものでも出方も程度も人それぞれ。
つわりの時に、私もいろいろな症状が出たけれど中でも検索してもあんまりなかったものから全然ひっかからなかったもの、なんか変な症状を記録。
1.虚無な顔の招き猫で吐き気
吐きづわりの延長。
お肉が焼ける映像や、なんだか汚らしいものを見て吐き気はわかるのだけれど不衛生でも、情報量がそんなに多いわけでもない招き猫で吐き気。
招き猫って何考えているかよくわかんない。でも、同じく何考えてるのかわからないし、何の菌を持っているかわからないようなカエルの写真ではなんにもおきない不思議。
2.ひらがなのわ行は赤く、さ行は緑色に浮き出て見える
たぶんつわりって脳の回路が普段と変わるのだと思う。
共感覚の人ってこんな感じで世界が見えているのだろうなぁと思うのだけれど、普段共感覚なんて一切持たずにすごしてきたのにWhy?
共感覚もちの人は文章読むの大変だろうなぁとか、誤字見つけるの得意かもなぁとかいろいろ考えてた。
3.めっちゃ喉から泡が出る
油断するとめっちゃ出る。
口から泡が出る人は結構いるみたいで、それはよだれづわりか、胃に何も入っていない時の胃液の最終形態らしい?
けれどよだれ?にしては口ではなく喉から噴き出してくる感じだし、
確かに胃は弱っていたけれど、水分なり何かしら口に入れた時でも噴き出してきたので多分私はカニになったんだと思う。
4.朝目覚める瞬間甲高いおっさんの歌声が聞こえる
プレグナンシードリームの一つなのかもしれない。
割と妊娠してから変な夢や怖い夢を多く見るようになって、寝ながら叫んだり泣いている事が多かったので度々隣の旦那はおびえていた。
しかし夢というにしてはあまりにもリアルに…旦那の目覚ましが鳴ってしばらく布団の中でまどろんでいる間、私と旦那の間に三輪さんがいるような…手を伸ばせば触れられるような距離に…なんというのか…ひりだすようなおじさんのカウンターテナーで…
「それが~あなたの~いき~る道~♪」
という歌詞が聞こえる。何回かあったので、旦那に言ってみたところ
「それは、江原さんだよ!ウチに江原さんが来たんだ!江原さんは歌うんだよ!?知らないの??」
となぜか喜んでいたが。
後にYOUTUBEで確認したところ江原さんはもう少し低い声で歌っていたのでおそらく江原さんはウチにはきてないよ。
つわりはたのしい。
つわりは常識を破ってくる。
というより、脳が普段と違う動きをする。はたまた、自分が持つ野性的で原始的な脳の動きになるのかもしれない。
だとしたら、私たちは普段常識という中で潜在的な脳の動きさえテンプレート化されているのかも?とかとか色々考えると楽しいよね。
いや、つわりないならない方が絶対いいんだけれどさ。