出生前診断を受けてみる①
※ここのブログでは前回のチャート(下図)で結局、絨毛、羊水検査は受けることなく進んでいくので確定検査については触れる事はないです。
まずは、胎児ドックを受けてみよう
多くのまとめサイトを見てみると、東京都内で胎児ドックを受けようと思うと妊娠が発覚した時点から予約を入れないと、胎児ドックを受けられる期限以内に受診することが難しいと書かれていたが、
妊娠10週の頃とりあえず出生前診断を多くとり扱っているクリニックに電話をする。
今週中にでも遺伝子カウンセリングと検査の内容の説明の為に来院してほしいとのこと。
おいおい、カウンセリングにまで行ってドック受けられませんやったら困るでしかし。
カウンセリングには一人で向かった。院内はとてもきれいで、産婦人科の色々な事を取り扱っているからかプライバシー保護のため名前ではなく番号で呼ばれた。とても信頼できそうだ。
穏やかそうに見えて結構血の気の多そうなお医者さんであった。
あとどうやらここのクリニックでは確定検査などもすべてクリニック内でやっているようで。
「紹介状書いて、大学病院でやってもらうんじゃないんですね。」
「大学病院の不慣れな医者が上手い事検査できないからってウチにしょっちゅう助けを求めにくるぐらいだよ!?」
先生なかなか腕に自信があるようである。
胎児ドックとクアトロテストを合わせてするつもりだけれど、二つともする意味はあるのか聞いてみたところ、そもそもこの二つの検査は血液の中でも調べる部分が全く違うことと、週数が違うと結果も変わってくることがあるので二つ合わせた方が精度が高まる事を図を描いて丁寧に教えてくれた。
海外だと二つ合わせて非確定検査することは多いらしいけれど、日本ではどっちか一つの検査で判断する人が多いらしく。ここのクリニックでも半年に2人いるかいないかというところらしい(その1人!!)
この日は遺伝子カウンセリング(障害や病気を持っている親族はいるか等の質問)を して帰宅。
翌週
胎児ドックが受けられないかもしれないという不安をよそに普通に検査の予約が取れたので旦那もつれて行くことにする。
内容としては、腹部エコーで鼻骨形成、脊椎、心臓等の確認と遺伝子カウンセリングとオスカー検査という血清マーカーテストを総合的にみて判断するというもの。
エコー中
「どうです!?すごくちゃんと見てるでしょ!?他の病院でこんなに細かく見ることってなかなかないですよ」
「…凄くこまかいですね!」
「他の病院だと羊膜とNT間違えて計っちゃったりね。あるんだよ!!!」
そして、血液を抜いて診察終了~。検査の結果は一週間後と早い。
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旦那との帰り。
「正直いつも妊婦検診受けてる病院とエコーの質かわらなくねぇ?」
そうなのである。
普段世話になっている近所の医者は、早口でなに喋ってるかよくわからんかったり、自分の話したい事ばかり話したりする医者のくせに、レビューではそのエコーの丁寧さや技術をかわれて★を多くつけられているような医者なのだ(もちろんなに喋ってるかわからんし、自分勝手というレビューもある。)
今までの事があり、あまり信用ならないのでは?と思っていた近所の医者だが、確かにレビュー通りエコーは間違いなさそうだし、思った事すぐ言うのもある意味必要な事だったりするので、相変わらず信用はならないけれどそのまま通おうと思った。なにより近所だし…。
ドクターも人間、どの人間と付き合っていくか
病院にはそれぞれの信念と、プライドがある。
特に人気の医者はそれがめちゃめちゃ強く出ている。
何をもっていい医者かは私。まだよくわかんないけれど
その、理念や何にプライドを持っているかが、合う。合わないっていうのって病院選びに大切なんだと思った。
医者も私たちも人間である。
病院に通うということは一人の医者として技術を買って通うこともあれば、自分が付き合っていきやすいと思える人間として医師を選ぶこともある。
今回別の胎児ドックを行っているクリニックで受けたのはセカンドオピニオンという意味でも意味があったのではないかと思う。