出生前診断を受けてみる③
今回はクアトロテストを受けようという話だけれど。
いつもの先生のところで検診ついでに受けたので多く割愛する。
なおこの日は性別がわかったのだけれどそれもまた後日。
クアトロテストの予約を検診の3日前から電話で入れようとしたけれど、運悪く電話が3日間の間でつながることはなかった。
もう、面倒だったので、検診当日にクアトロテストを受けたい旨をナースさん伝えると、あっさりクアトロテストを検診後にすると言う事に。
その前にいつもの先生から、簡単な説明があって採血スタート。
やはり手軽で手ごろな検査とあってかとてもスイスイ事が進んで行く。
結果は1週間後とWEBで見た情報よりも早く出た。
▼以下結果
- 21トリソミー…24000分の1
- 開放性二分脊椎…12000分の1
- 18トリソミー…高くない(その時気にしてなかったけれど、高くないってなんやねん!)
よくよく診断書を見てみると、第二三半期での確率としつこく書かれている。
(この意味は産んでみないとわからないよ!という意味なのか、やはり時期によって診断結果が変わることがあるという事なのか。)
胎児ドッグよりも低い結果とはなったので、旦那は喜んでいた。
思い出せばこの一か月はとても長かった
先生からNTを指摘が9週、クアトロの結果が出たのが17週。おおよそ1カ月近くだけれど、すごく長かった。
旦那はもし障害があった場合、私が妊娠を続行するつもりなら離婚を辞さない考えだったようで、しょっちゅう似たような離婚相談がないか知恵袋で探し、わざわざそれをどういう内容か言ってきたりした。
(いや、お前のそういうところ。離婚したいなら離婚してくれ…とおもったりしていた…。)
母親にも相談したが、最初はそういった可能性があっても妊娠続行したいという私の意見に大いに産め産めと賛成してくれていた。
あの間本当に一体何だったんだろうと思う。
旦那側の意見として後日直接旦那から私の母に相談したいと相談されてから母は「離婚を考えているなら、続行は考え直した方がいい。」と言ってきた。
元から人間が嫌いだったけれどますます嫌いになった。
多分、みんな私より現実的な話をしているだけなんだと思う。
つわりがまだ残るころ、役所に母子手帳をもらいに言った。
若い役所に勤める助産師の方が出てきて書類について一式説明してくれた。
恥ずかしながら役所ですっごく泣いてしまった。
思えばその数週間身内のだれからも、子供が生まれて来ること自体を喜んでいることを言ってもらっていなかった。
生きて生まれてこれることを祈ってほしいと言っても、無言を貫かれたりした。
とても寂しかった。
助産師さんとしてはいつものお仕事の中の一つで、きっと色んな妊婦さんに名刺に同じメッセージを書いているだけのお役所の仕事の一つなのだろうけれど。
(この助産師さん多分だいぶんやさしい人で悩み事聞いてくれた…ありがとう…)
私は泣きながらトンチンカンな事を考えていた。
働いてた時税金払っててよかった~~