ちややん妊娠の記録

妊娠をして身体の変化が楽しすぎる人の記録です

自分の発言に責任感の無い人間はこうだから。

結局実家に帰っている。

お前なんやねんと言いたくなるだろうけれど実家に帰っている。

広い空、執拗なまでの湿度。空と田んぼの交わるところにはタナトスが存在する。

東京には空が無いと智恵子は言ったが。田舎には有り余るほどの空と死生観が存在する。
呪われし土地。滋賀に私の実家はある。


もう。なんとでも呼べばいいよ。甘えんぼ将軍でもなんでもいいよ。


言い分があるとすればけっこーギリギリまでいつも行っているクリニックの先生に尻を叩かれる程度には悩んだし、できるだけ東京にいたいので、帰れと言われている週数過ぎても東京にいた。



あの状況からここまできた、全体的な流れとしては
母とは連絡を取らないようにしていたが、なんというかそーいう事はしちゃダメだろう。という思いが何処かにあってかとりあえず謝る(反省はしていない)
母親の方も勢いで実家に帰ってくんなと言った事を謝る。
(んなんやったら最初からそーいう事言うなやという思いは勿論あるで。)

とりあえず(本当にとりあえずは)和解という形になったところで、私の心の中の出産に対する不安や何かしらのつっかえはとても軽くなったので、里帰りするにしてもしないにしてもとても前向きな気持ちになれた。

そうなってくると、いままで東京でとりあえず産めればいいやと考えていた病院探しにこだわりを持ち始める。
(東京でもこだわらなければ、ギリギリでも分娩予約はできるところはそこそこにあることが今回よくわかった。病院では24週までに予約して!!と言っているようなところでも、普段見てもらっている先生とそこの先生が仲良しだったりすれば話がすんなりと通ったりするといつもの先生が言っておったよ。)

東京で産みたいという思いはまだ強かった。
何故なら

・和解とはいえとりあえずの和解なのでどーせまたごたごたするであろうのでやっぱり帰りたくはない
・滋賀に行き来する費用がかかるし、生後まもない子供を連れて東京に戻るのは億劫
・旦那を長期にわたりほっておくのは何かと心配。ロクなことにはならない
・あと田舎って住んでみないとわからないとおもうけれど結構うるさい。夏だと、なんていうかカエルがうるせぇし、蝉がクソうるせぇし蝉が窓にぶつかってホラーみたいな音が鳴るし、蝉が終わったと思ったら鈴虫、コオロギうるせぇし。
東京のほうがだいぶん静か。結構寝不足になる。


出産費用があまりにも違いすぎる


では、なぜ。それでもクソクソクソ田舎の滋賀なんかで分娩をしようとおもったのか。

こちらの、分娩費用の県ごとの全国平均の分娩費用の平均を見ていただきたい。
https://todo-ran.com/ts/kiji/13256

滋賀県はこちらのページをみると東京との差はおおよそ10万近く。(滋賀は今平均で47〜48ぐらいじゃないかな)
私、主人の交通費等(往復おおよそ一人3万円)を考えると、わざわざ滋賀に帰ってまで産もうとする考えに至らない。


しかし、あくまでもこれは金額の平均であり、コストパフォーマンスの平均では一切ない。
私は今まで東京の病院ばかりで探していたので、どこも四人部屋であり、個室は追加料金が当たり前だと思っていた。

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しかし、滋賀の産科の入院(総合、個人関わらず)はほとんどが初期の分娩費用の中に個室の使用量が含まれて。
どうやらこれは地元では普通らしい。

地元の出産を経た友人に聞くとそもそも産科に大部屋なんてものが存在するのかと聞かれた。


どおりでこんなクソ田舎の病院の分娩費用が他の地方都市の平均とそう変わりないか理解できた。


なお、滋賀の個室、入院食がフレンチ、旦那のお泊まりも可能なホテルのような産院であったとしても
東京の4人部屋、普通の病院食の最低限度の設備の病院と同じぐらい…いや、下手したらそれよりも安く産める…。
おんなじ条件を探そうと思ったらそこには20、30万以上の差がつくのが都会と田舎の差である。

実家クソ蒸し暑い

かくして、滋賀での生活がはじまった訳で、
田舎は余計な匂いがうるさくなくて、空気もよく、野菜はうまく大量にあるので余計な物を食わずに済むし、田舎の年寄り達に生活リズムを合わすと、結構健康的に過ごせる。
幸いにも今年は異常気象のおかげか危惧していた蝉も少なく騒がしくない。
フィジカルの部分に関してはこれ以上の条件はなかなか望めない。


母と生活に関してはなんていうかまぁ…。
気が向いたら書く…。