出生前診断を受けてみる②
胎児ドックの結果。確立について考えてみる。
前回、胎児ドックを受けに行って今回はその結果
どのような検査の結果でも、個人情報保護の観点から電話や郵送で送られてくることはない。クリニックに赴いて、先生から直接話を聞きながら結果を見ることになる。
▼以下結果
- 21トリソミー…5600分の1
- 18トリソミー…100000分の1
- 13トリソミー…100000分の1
このような結果になった。
18,13トリソミーはさておき、21トリソミーは20代で5600分の1は確率が高いと見るか低いとみるかはそれぞれだと思う(クアトロもだけれど年齢による判定が大きく出てくるらしい)
「あくまでも、5600人同じような状態の人がいたら1人はポジティブって意味だから、21トリソミーじゃないよとは言えないけれどね。あんまり気にする数値じゃないね。
確率にたいしてどう考えるかが判断基準になるけれど、交通事故に遭うのは1万分の1らしいし、まぁ日頃そういった数字に対してどういう体感をもっているかみたいなもんだよ」
(姉、2回もあってるんやが…嘘やろ…。なお保険のサイトでみるとやはりもう少し高い確率で遭うとされてる)
私の確率への体感
でも、1万分の1だからって、保険に入ろうとは思うかもだけれど、事故に遭うからと外出をひかえたりするわけじゃぁないしねぇ
5600と1万は倍近く違うけれど。
ソシャゲですら3%の確率で出るという推しを単発で引けたことがないので5600分の1は低いんじゃね?という考え。
旦那の確率への体感
だんなも高くないとは判断したが、やはり私よりかはやや確率に対して高めと判断で。
理由は。
ポケG〇で、100分の1の確率でしか出ないと言われているレアポケモンは結構出る(会社から出て家帰るまでの間に1体は出るらしい)5600分の1だからと言ってねぇ。とのこと。
どちらもソシャゲに脳が侵されていた…。
そして、どちらもあまり頭のいい考え方ができない。
約束であった600分の1よりもとりあえず低いので確定検査には進まないことになった。
次はクアトロテストが数週間後に受けられるのでそれを待つことになる。
確率とはあくまでも当たらなかった人の言い分でしかない
この間、たまたま見かけたツイートがあった。
崖から落ちて死ぬペンギンは100匹いたら1匹だけれど、それで死んでしまったペンギンには残り99%は関係なく、100%の死であり確率の問題ではない。
といった内容で。最近、麻疹が流行っているので麻疹にかかる確率に対するツイートだったと思う。
この検査のあと旦那が朝目が覚めて言った。
「先生に半分だけ21トリソミーって診断される夢を見た」
「阿修羅男爵みたいな?」
「たぶん。うん。(阿修羅男爵ってなんやねん…)」
もちろんそんなことはあるわけがない。
障害には大なり小なり程度はあれど、21トリソミーなら100%21トリソミーなのであり、障害を持った子が家に来たという事実も100%に変わりがない。
旦那は確率についていろいろと考えすぎたようだ。
確率が低かろうが高かろうが0%でなければ、なるもんはなるし、ならないもんはならない。
結局は、確率が低かったからと言ってそれ相応の覚悟は怠ってはいけないのに変わりはない。
そもそも、検査では出ない障害だって沢山あるわけだし。
旦那も完全に受け入れているわけではないので根本的な解決になってはいないけれども
やっと出産を喜んでくれるようになったのと、今回の結果で時間がもらえるようになった事がありがたく、長く夫婦でそういった不安を何とかできればと思う。