つまり、つわり③
人生は長い時間つぶし
何かしら事を起こそうと思えば短く、何もしなければ長い人生。
何かしらしようと思えば苦しく、何もしなければめっちゃ暇な私のつわり。
普段働いていないので、家事ができなくなるとますます時間を持て余し、天井のシミを見つめてロールシャッハテストをしだす…。
いかに時間をつぶすか、いかにやりすごすか。
以下、どのような時間のつぶし方をしたのかまとめ。
※このやり方は当時、
吐きづわり、匂いづわり、テレビ、携帯、文字のあるものは気分が悪くなり、上半身を起こしてしばらくすると貧血になるので、基本的に寝てばっかりの雑魚体調だけれど、点滴もしたことなければ入院もしていない程度の人の記録です。
0.食えるものを考える おすすめ度☆☆☆☆☆
つわり中ほとんど食べることができないのでつい考えてしまうが、あんまり考えない方がいい。
実際それで見つかることもあるけれど、店に売っていないようなものだったり、そもそも店に行くことすらままならなく手に入らなかった場合
頭に浮かんでしまったばかりに異様に食べたい欲が出てきて収集が付かなくなる。
1.何も考えない おすすめ度★☆☆☆☆
つわり中もっとも求められていることかもしれない。
なんだかんだで精神上非常によろしい。
でも、時間が全然つぶれないので★1つ
2.カーテンを開けておく おすすめ度★★☆☆☆
自然光なら割と平気だったので、レースの薄いカーテンも開けて布団から外を眺めていた。
やはり、わずかながらにも変化が起こるので天井のシミを眺めるより全然楽しい。風流でもある。
これと、「何も考えない」がコンボで効いてくる。
しかし惨めで、情けない姿が外から丸見えであることを覚悟する必要があるので★2つ。
3.イマジナリーのママにすがる おすすめ度★★★☆☆
実母に今更おぎゃおぎゃ言うつもりはないけれど、
崇拝する理想の母性に甘えるんだ。イメージしろ!
うるさい!!私が赤ちゃんだよ!!!ばぶー!!
4.ホッカイロを背中に貼る おすすめ度★★★★☆
やり過ごすという意味においては最も効果が高かった。
背中(首の付け根から肋骨裏までの間で一番こっていると思うところ)を温めるのだ。
確かこの辺りは、自律神経系のツボがあるとか、かんとか、いうらしいので冬とか、天気が悪くなった時とかに、体調が悪くなったり、謎の頭痛が多い人には効くんじゃない…?(根拠はない)
私の場合、この辺りがこればつわりは重くなるし、つわりが重くなればその辺が痛くなるという具合だった。
体感でいうとよくつわりに効くと言われているツボ、合谷(ごうこく)、内関(ないかん)、足の三里よりも効いた。
ツボとしての効果も高いけれど、このあたりを温めるとスッと寝れる。
どれだけそれまで寝ていても、つわりで苦しければこれで寝付くことができたので、ホッカイロはあっという間に消費された。
まぁ、つわりの時期が冬だったから効果的だったとも言えるのだけれど…(夏とかだとあつ苦しいよ)
あと、足つぼも結構効いたけれど基本足つぼは妊婦は避けるべきと言われている。
3.ひたすら太ももをもむ おすすめ度★★★★★
マジでおススメ。二の腕とかでもいいよ。
もともと、下半身が豚だったこともあり、何も食えないことをいいことにダイエットをしようと、太ももをマッサージしまくったのだ。
都合のいいことに、わざわざ体を曲げなくても太ももぐらいなら手も届くし寝ながらでもできる。
結果他の部位も落ちたが、いつもなら体重が落ちても変化のない太ももが痩せたのだ!
やったー!!!
どれぐらい細くなったのかと言うと、今までしゃがむのが辛かったジーパンが、余裕をもって穿け、しゃがんでも普通に過ごせる程度になった!
何も食ってないぶん長年の太もものストックをとうとう燃焼してくれたみたいで私は嬉しいぞ
やった―やったー!!
どうせ、妊娠の週数重ねればもとに戻るんだろうけど
●とにかく老人になり、寝たきりになったときのトレーニングが少しできた気がするのでいい予行訓練になったと思う。